自己重要感を満たす

社員研修で使えるワークとしての、
スポンサーシップ・エクササイズを前回ご紹介しました。

実はあのスポンサーシップ・エクササイズという
NLPでも活用されているワークには、2つのポイントが有ります。

何だと思いますか?
ここにマネジメントや人間関係能力を高めるコツが有ります。
一つは、既に前回お話しましたので、ご存知だと思います。
それは、自己重要感を満たすということです。

社員研修で行うことで、仲間同士やその場の空気も
いい感じに出来上がりますので、社員研修では是非、
使っていただきたい内容です。

だからこそ、NLPプラクティショナーという
NLPのセミナーでは使われることも多いのです。
研修や他の業界のセミナーでも使われていることがあります。

ところで、社員研修の目的は何でしょうか?
・社員の意識の向上
・モチベーションのアップ
・社員の能力の向上

この部分は大切です。皆さんが当たり前に求めています。
そのときに、スポンサーシップ・エクササイズの
もうひとつのポイントは重要です。

それは、社員研修していくなら覚えることで、効果が高める内容です。

それをNLPではミルトン・モデルと言っています。
このミルトン・モデルとは催眠言語と言われていますが、
意識では否定されてしまうような言葉を、
無意識レベルには伝えてしまうテクニックです。

スポンサーシップ・エクササイズには、
NLPで学ぶミルトン・モデルが使われているのです。

このミルトン・モデルの使い方を覚えることで、
自己重要感を高めてあげることができます。

社員研修として、ひとりを相手にしても、
複数を相手にしても活用できるテクニックです。

次回から、社員研修で使えるミルトン・モデルと
自己重要感についてお話ししていきます。

スタッフの自己重要感と仲間の輪

働いていると、やれているようでやれていないことも多いのでは?

今回は、スタッフ同士の
心と心の繋がりについてお話ししていきましょう。

NLPのコミュニケーションテクニックを学んでいく中で、
自己重要感という言葉が出てきます。

NLPの自己重要感は、スタッフ自身の意欲を高めたり、
社員同士の仲間の輪をつくったり、育んだり、あるいは、
社員研修を成功させるためにも、欠かせない要素です。

自己重要感に関しては、別の機会にご紹介していきますが、
今回お話しする、NLPのワークの一つ、

「スポンサーシップエクササイズ」
をやっていただくと、大切な事に気づくはずです。

基本的には、多くの方が感じる感覚が、
自己重要感が満たされいる状態です。

では、スポンサーシップエクササイズのやり方をご紹介します。

◯まずは、4人組くらいがベストです。
 (研修の人数によっては、5人でもまったく問題ありません)

◯椅子に座って、リラックスします。

◯一人に対して、残りの3人が順番に一言ずつ、
 メッセージを投げかけます。

メッセージとは、以下のような文を作ります。
◯◯の中に、自分のメッセージを作って入れましょう。

「私は、◯◯さんの◯◯が見えます。そして、私はそれが大好きです」
「そして、◯◯さんの◯◯を通して、◯◯さんの◯◯が~」
「そして、私はそれが大好きです」

何となく分かりますか?

ひとつの例を出しますね。
「私は、太田さんの口角の上がった表情が見えます。私はそれが大好きです」
                    
「私は太田さんの口角の上がった表情を通して、あなたの優しさを感じます」
                   
「そして、私はそれが大好きです」

こんな感じで社員研修で使うこともできるのです。
このNLPのワークを第一回目に使うのは、
いつになりますか?

NLPを社員研修に!

人材育成、社員研修の目的が社員のスキルアップ、マインドアップ、モチベーションアップにあることはご理解いただけると思います。そこで必要になるのがコミュニケーション能力です。

つまり、社員研修でもNLPが利活用できるってことなんです。

ビジネスでのコミュニケーションは、知識、技術、合意(コンセンサス)形成能力、論理的コミュニケーション能力(自分の考えを論理的に相手に表現する能力)、会話のキャッチボールを上手く行えることです。

こうしたコミュニケーション能力を飛躍的に向上させるのが、NLPです。このNLPは心理学から派生し、広く一般的なコミュニケーションについて理論と技術を体系化したものです。

NLPを学ぶことによって、ビジネスの現場においては、相手の心理を読み自分に有利な位置を占めることができ、スムーズなコミュニケーションを図ることが可能になります。NLPは対外的には交渉術、渉外能力の基礎となり、社内的には、上司、同僚とのコミュニケーションを円滑にし、組織力アップの源ともなります。

このようにNLPを社員研修に取り入れることによって、社員一人ひとりのスキルアップはモチロンのこと組織としても闘える集団に変えてくれる可能性を持っているといえるのではないでしょうか。NLPを社員研修のみならず、ビジネスにおけるコミュニケーション全般に利活用することによって大きな可能性を持つことが出来ると信じます。

社員研修とNLP

社員研修とNLP(神経言語プログラミング)について見ていくことにしましょう。

社員研修の目標は会社の利益アップ・業績アップにあります。社員の能力開発・スキルアップを図る社員研修はこうした企業の目標を達成するための手段に過ぎません。

その社員研修にNLPを組み込むことで社員研修の効果・効率を飛躍的に向上させることが期待されています。

[NLPに期待される効果]
◆他者に対する影響力を飛躍的に高める方法
◆短期間に信頼関係を築く方法
◆こころのしくみ(メカニズム)の理解
◆成功者に共通する『気づき』の能力を高める方法
◆自己コントロール法
◆信念の書き換え(自分を変える方法)
◆ビジョンの構築
◆自分や他者の問題解決
◆成功者の思考パターンや行動パターンを身につける方法 など

NLPを社員研修に組み込むことによって社員のコミュニケーション能力を高め、社員個々人のビジネススキルをアップさせることが企業の目標達成への近道と考えられるのです。

NLPはスキルアップと同時にマインドアップも図れるため今話題の”モチベーション”管理にも繋がります。個人のモチベーションを組織、企業の推進力に変える力がNLPにはあると期待されているのです。

とかくNLPは個人の能力アップ、モチベーションアップと考えられるため、企業の社員研修とは無縁のものと思われるかもしれません。しかし、NLPを社員研修に効果的に組み込む事によって更なる企業発展へのステップとなるのではないでしょうか。

人材育成、社員研修にNLP

企業における人材育成、社員研修の目的は社員のスキルアップ、マインドアップにあるとご紹介しました。このビジネススキルの基になるものが「コミュニケーション能力」になります。

なぜ、ビジネスにおいてコミュニケーション能力が求められるのでしょうか。

まず、コミュニケーションとは何かということについて、簡単に定義しておきましょう。
日本語に訳すと「意思伝達」とか「意思疎通」などと訳されますが、ビジネスにおけるコミュニケーションはもう少し広い意味で定義されます。

ビジネスでのコミュニケーションは、上手にコミュニケーションを行うための体系づけられた知識、技術、合意(コンセンサス)形成能力、論理的コミュニケーション能力(自己の考えを論理的に明確に、相手に表現する能力)、会話のキャッチボールを上手く行えることです。

こうしたコミュニケーション能力を効率的に身につけることができるのが、NLPと呼ばれるものです。このNLPとは、神経言語プログラミング(Neuro Linguistic Programming)のことで、心理学から派生し、広く一般的なコミュニケーションについて体系化したものです。

NLPを学ぶことによって、ビジネスの現場においては、相手の心理を読み自分に有利な位置を占めることができ、スムーズなコミュニケーションを図ることが可能になります。対外的には交渉術、渉外能力の基礎となり、体内的には、上司、同僚とのコミュニケーションを円滑にし、組織力アップの源ともなります。