強い感情体験と学習
何か新しいスキルなどを身につけたい時、
皆さんは、どのような行動を取りますか?
前回は、NLPセミナーで学ぶ
「学習の5段階」についてご紹介して行きました。
その中で、新しい学びを促進する時、
私たちは、くり返しの積み重ねか、
インパクトのある体験が、効果であることを知りました。
今回の話では、インパクトのある体験や学びについて、
一緒に考えていきましょう。
ところで、インパクトのある体験とは何でしょうか?
それは感情の体験です。
社員研修でこの点を教えることで、
感情について理解し、学ぶことには、
とても意味があります。
では、感情体験とは何かですが、
・うれしい
・楽しい
・悲しい
・腹立たしい
・怖い
などの感情を伴う体験や経験です。
ですから、とても大きな哀しみや恐怖は、
私たちの心に深く突き刺さります。
このインパクトのある体験や経験を、
よりご自身に活かすことができたとしたらいかがでしょうか?
とても学習の速度が高まります。
そんな時は、社員研修としても個人としてでもいいのですが、
何かにチャレンジして見ることも出来ます。
ただし、チャレンジについては自分の感情が時折揺
さぶられるもの。そんなチャレンジが、
学びの促進に繋がります。
男性で営業マネージャ-になりたての男性は、
以前にNLPセミナーを学んだのですが、初のプロジェクトリーダーをした際に、
毎日がいっぱいいっぱいだったと話しています。
そして、結果的にプロジェクトを終えて、
次のプロジェクトの準備に入った時に、気づいたそうです。
今まで出来なかったこと、気づけなかったこと、
分からなかったこと、表面的にしか理解できなかったことなどが、
自分の力として、身に付いていることに。
この話から言えることは、社員研修や個人的な課題として、
何か精神的にいっぱいいいっぱいになるような
イベントをつくることもとても意味のある修行であり、
実践にすることが出来るという事かもしれません。