人材育成、社員研修にNLP
企業における人材育成、社員研修の目的は社員のスキルアップ、マインドアップにあるとご紹介しました。このビジネススキルの基になるものが「コミュニケーション能力」になります。
なぜ、ビジネスにおいてコミュニケーション能力が求められるのでしょうか。
まず、コミュニケーションとは何かということについて、簡単に定義しておきましょう。
日本語に訳すと「意思伝達」とか「意思疎通」などと訳されますが、ビジネスにおけるコミュニケーションはもう少し広い意味で定義されます。
ビジネスでのコミュニケーションは、上手にコミュニケーションを行うための体系づけられた知識、技術、合意(コンセンサス)形成能力、論理的コミュニケーション能力(自己の考えを論理的に明確に、相手に表現する能力)、会話のキャッチボールを上手く行えることです。
こうしたコミュニケーション能力を効率的に身につけることができるのが、NLPと呼ばれるものです。このNLPとは、神経言語プログラミング(Neuro Linguistic Programming)のことで、心理学から派生し、広く一般的なコミュニケーションについて体系化したものです。
NLPを学ぶことによって、ビジネスの現場においては、相手の心理を読み自分に有利な位置を占めることができ、スムーズなコミュニケーションを図ることが可能になります。対外的には交渉術、渉外能力の基礎となり、体内的には、上司、同僚とのコミュニケーションを円滑にし、組織力アップの源ともなります。