コミュニケーション能力

コミュニケーション能力とは、一般的には「他者と意思疎通を上手く図ることができる能力」を意味します。社会に出ると毎日いろいろな人とコミュニケーションを取っていかなければなりません。

生きる上での問題を解決する為のアプローチとして誕生したNLPですが、90年代後半~2000年前後から能力向上の技術として注目されるようになっています。その背景には、コミュニケーション能力の低下という問題もあったようです。

単純に識字率などといったデータ的な問題ではありません。インターネットの普及や近所付き合いの減少、親戚との関わりの減少、核家族化など、様々な要因によってコミュニケーション能力が低下していると言われています。個人レベルで見れば深刻な問題とまではいえないかもしれませんが、環境そのものがコミュニケーションの低下を助長する状況になっている今、社会問題のひとつとして取り上げられるのも当然のことなのではないでしょうか。

それを解決しようというのがNLPによるコミュニケーション能力の向上というアプローチです。元来、コミュニケーションというのは、顔をあわせて行う物でした。しかし今はメディアの発達によって対面する必要性が薄れて、人と対面して話すことが苦手という人が増えてきています。

これは病気とか欠陥ではなく環境が生んだ問題です。

NLPではコミュニケーション能力の向上がテーマです。よりよく他者と接する方法、接し方の相性のようなものを軸に、誰に対しても最適なコミュニケーションを図れる能力を向上させるのがNLPの役割です。